この記事の結論
グラフィックボードを増設したのに CAD や画像編集ソフトが重い場合、アプリが CPU 内蔵の GPU で動いていることがあります。Windows の「グラフィックの設定」で、アプリごとに「高パフォーマンス」(増設した GPU)を指定すると改善します。
CONTENT
Windows10 アプリケーションごとに使用するGPUを設定する
スタートメニュー「歯車」を選択する
システムを選択する
ディスプレイメニューの「グラフィックの設定」を選択する
デスクトップアプリを選択し「参照」を選択する
※今回はAdobe PhotoShop 2021にGPUを選択していきます
Adobe PhotoShop 2021のexeファイルを選択する
アプリケーションが追加されたら「オプション」を選択する
「高パフォーマンス」を選択、「保存」をする
※以下写真はグラフィックボード未増設の低スペックノートPCを例にしている画面のため省電力も高パフォーマンスも同じオンボードが表示されていますが、NVIDIAなど増設している場合は高パフォーマンスに増設したグラフィックボードが表示されます。
これによりAdobe PhotoShop 2021使用時は必ず増設グラフィックボードが使用される。
これを設定しておかないとオンボードのグラフィックボードが使用され、増設したグラフィックボードの効果がありません。
グラフィックボード増設したが、あまり効果が感じられないという方は一度確認してみてはいかがでしょうか
Windows 11 での設定手順
- 「スタート」→「設定」→「システム」→「ディスプレイ」を開きます。
- 下のほうにある「グラフィック」をクリックします。
- 「アプリを追加する」の「参照」から、対象アプリの exe ファイル(例:Photoshop.exe)を選びます。
- 一覧に追加されたアプリをクリックし、「オプション」(または GPU の選択欄)で「高パフォーマンス」を選んで「保存」します。
- アプリを再起動すると設定が反映されます。
どの GPU が使われているか確認する方法
- Ctrl+Shift+Esc でタスクマネージャーを開きます。
- 「プロセス」タブの見出し部分を右クリックし、「GPU エンジン」にチェックを入れます。
- 対象アプリの行に「GPU 0 – 3D」「GPU 1 – 3D」などと表示されます。「パフォーマンス」タブで GPU 0/GPU 1 がそれぞれ内蔵 GPU か増設 GPU かを確認できます。
デスクトップパソコンで一番多い落とし穴:モニターの差し込み口
デスクトップパソコンの場合、設定より先に確認してほしいのがモニターケーブルの差し込み口です。パソコンの背面には、本体(マザーボード)側の映像出力と、増設したグラフィックボード側の映像出力の両方があることがあります。本体側に挿していると、増設したグラフィックボードはほとんど使われません。グラフィックボード側の差し込み口(多くは背面の下のほうに横向きで並んでいます)に挿し直してください。
NVIDIA のグラフィックボードの場合
NVIDIA 製の場合は、デスクトップを右クリックして「NVIDIA コントロール パネル」→「3D 設定の管理」→「プログラム設定」タブで、アプリごとに「優先するグラフィックス プロセッサ」を「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」に指定することもできます。Windows の設定とどちらか一方で構いません。
それでも重い時は
- グラフィックドライバーを最新にする(メーカーの公式サイトから)
- アプリ側の設定で GPU の利用が有効になっているか確認する(Photoshop なら「環境設定」→「パフォーマンス」→「グラフィックプロセッサーを使用」)
- ノートパソコンは電源につないだ状態で使う(バッテリー駆動中は性能が抑えられることがあります)

