この記事でわかること
会社の独自ドメイン(例:@会社名.co.jp)のメールアドレスを増やしたいのに、どこと契約しているかわからない——そんな時に、パソコンだけで契約先を調べる方法をまとめました。
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その後わかったこと:ドメイン・DNS・メールは別の会社のことがある
この件で混乱した理由は、独自ドメインのメールには次の3つの契約が関わっていて、それぞれ別の会社になっていることがあるためです。
- ドメインの登録先(お名前.com など):「会社名.co.jp」という名前そのものの契約
- DNSの管理先:そのドメインへのメールを「どのサーバーに届けるか」を決める設定
- メールサーバーの契約先(レンタルサーバー、Microsoft 365、Google Workspace など):実際にメールを受け取る箱
今回のように「請求書のあった会社は解約済みなのに、メールは届いている」場合、メールを届ける先がすでに別の会社に切り替わっている可能性が高いと考えられます。
メールサーバーの契約先を調べる方法
方法1:MXレコードを確認する(いちばん確実)
- Windowsキー+R を押し「cmd」と入力して Enter を押します。
- 黒い画面で「nslookup -type=mx 会社のドメイン名」と入力して Enter を押します(例:nslookup -type=mx example.co.jp)。
- 「mail exchanger =」の後ろに表示されるサーバー名を見ます。
サーバー名から、契約先の見当がつきます。
- 「〜.mail.protection.outlook.com」→ Microsoft 365
- 「aspmx.l.google.com」など → Google Workspace
- 「〜.sakura.ne.jp」「〜.xserver.jp」など → 各レンタルサーバー会社
方法2:今使っているメールソフトの設定を見る
Outlook などで「アカウント設定」を開き、受信サーバー・送信サーバーの名前を確認します。ここにもレンタルサーバー会社の名前が入っていることがよくあります。
方法3:ドメインの登録先を調べる
「.jp」で終わるドメインなら、JPRS の WHOIS 検索で登録を管理している会社(指定事業者)がわかります。そこに問い合わせると、DNS の管理状況をたどれることがあります。
二度と迷子にならないための「契約台帳」
IT 保守の現場では、担当者の退職や交代でこの情報が失われ、同じように調べ直すことが少なくありません。次の項目を1枚の表にまとめ、パスワードとは別に保管しておくことをおすすめします。
- ドメイン名・登録会社・更新期限
- DNS の管理会社
- メールサーバーの会社・プラン・管理画面のURL
- 支払い方法(カード・口座)と請求書の届く先

